2008/5/2 金曜日

Letter From ドミナントフィルムズ今井健一郎■炊ける

こんにちは。

DOMINANT FILMS今井健一郎より旧作SALEと現在の動向についてのメールが届きました。表舞台にあまり出てこなかった冬の活動や今後どのような活動をしていこうとしていたのか。 本人からの言葉をどうぞ。

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こんにちはー、ドミナントフィルムズの今井です。
僕はドミナント7年間の集大成「Stone Cold」をリリース後の今シーズンは個人名義で“真七人侍”というクルーのスノーボードムービーを制作しています。ご存知の方も多いとは思いますが、真七人侍は國母和宏、中井孝治、村上兄弟らを含むクルーです。

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SEVEN SAMURAI ENTERTAIMENT
「あいつはスキーを捨てたな」とか思わないでくださいね(笑)。

僕はライダーでありクリエイターであるというスタンスが一番かっこいいと信じてやって来た訳ですが、ライダーをやらなくなった段階でスキーだけで映像制作をするという縛りがなくなったんですよね。
でも最近あまりスキーヤーと絡みが無くて寂しい思いをしています(泣)

最近は今作のトレイラーとデザイン関係に取りかかってます。撮影は“真七人侍”専属のムービーカメラマンがいるので僕が撮影に参加するのは半分ぐらいですね。元々、どっちかというと撮影よりは映像編集やデザインのほうが好きなんでいいスタンスでやらせてもらってます。

タイトルは「キャッチャー・オン・ザ・ライン」。
THE CATCHER ON THE LINE” TRAILER

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それ自体はJDサリンジャーの著書「キャッチャー・イン・ザ・ライ」をパロった感じですね。邦題は「ライ麦畑で捕まえて」です。

テーマは僕から見た七人侍です。

僕は最初、クルー自体が「上手いやつが集まった」っていう集まり方をした集団なのかなと思っていたんですが実はそうじゃなくて、ライダーのみならずカメラマンまで小学校や中学校からの友達だけでやってるってところがテーマを決めるキーになりました。撮影のノリ自体も特別なものを感じますね。

だから「ライ麦畑で捕まえて」の作中でホールデンが言う 「ライ麦畑から抜けて崖から落ちそうになっている子供を助けるキャッチャーになりたい」という一節から
インスピレーションを受けてこれに決めました。 これは「子供のときに誰もが持っていた良い部分を大人になっていく過程で失ってしまうのをなんとかしたい」ってことの比喩表現なんですけどね。

つまり、僕はホールデンですね。
七人侍にずっとこのままでやっててほしいみたいな感じの(笑)。
あんまりクサくやったり、頭でっかちなものにしたりするつもりは全くないですけどね。セッションの良い雰囲気を作品で出したいと思ってますねー。
あと七人侍と活動をして、スキー時代には使わなかった「ライン」という言葉をよく使うのが印象的だったのもきっかけですね。ライとラインで韻も合ってたし。

さあ、世界で活躍する日本最強クルーのスノーボードムービーをドミナントの今井が作ったらどうなるのかっ!!
どうなるんでしょうかねー?
という訳で七人侍のムービー「キャッチャー・オン・ザ・ライン」をよろしくお願いしまーす!
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このドミナントフィルムズ今井健一郎の手紙はトビコム以外にもbullsh!t blogRe-skiにも掲載しています。各webサイトのテキストは微妙に異なっているから、その違いを発見すると今井健一郎のキャラクターや映像に対する色々な視点が分かりますよ。

現在、ドミナントフィルムズ7年間の集大成としてリリースした「STONE COLD」と過去作品が自身のウェブサイトにてSALE販売中です。
この機会に過去の作品をコンプリートするのはどうですか?
STONE COLD Trailer

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