2016年2月12日 Xゲームス2016詳細レポート 小野塚彩那の準優勝を振り返る!


先日アメリカで開催された、フリースキー界の世界一決定戦「Xゲームス」

その女子スーパーパイプで2年連続となる準優勝という快挙を成し遂げた小野塚選手。

その様子を現地取材の写真と映像を交えて振り返ります。

photo/Takahiro Nakanishi, Tatsuya Tayagaki

text/Tatsuya Tayagaki


まずは滑りの映像から


小野塚彩那(3本目:85.00ポイント)

http://espn.go.com/video/clip?id=espn:14676000


レフトサイド540

ライトサイド540

レフトサイド720

スイッチライトサイド720

アーリー360

スイッチライトサイド540



優勝のマディ・バウマン(3本目:89.00ポイント)

http://espn.go.com/video/clip?id=espn:14676007


ライトサイド900

レフトサイド900

ストレート

レフトサイド540ニアテールグラブ

ライトサイド720

スイッチレフトサイド900



3位のアナリサ・ドリュー(3本目:83.00ポイント)

http://espn.go.com/video/clip?id=espn:14676001


ライトサイド900

レフトサイド900

アーリーフラット540

レフトサイド540

ライトサイド540

レフトサイド1080





フリースキー界において、世界で最も注目が集まるXゲームスで2位になること自体、文句なしでとても素晴らしいこと。ただ、今季は小野塚選手はXゲームス直前の1月のワールドカップで優勝、その前の12月のデューツアーでも優勝と勢いに乗っていただけに、Xゲームスでも優勝を狙える位置にいたことも確かでした。

そういう意味では、昨年と同じ準優勝とは言っても、その内容は単におめでとう、だけで終わらず「惜しかった」ということも事実。

実際、各トリックの高さやグラブの完成度、ボトムランのスムーズさでは優勝したマディ・バウマンを完全に超えていました。


ただ、マディが両方向の900に加え、本番2日前に完成したというスイッチ900という高難度トリックを勝負強く決めたのはさすが。

昨シーズンの膝の怪我を乗り越え、4年連続となるXゲームスの優勝という女王っぷりを発揮していました。


さらに、3位のアナリサも両方向の900に加えて1080まで決めるなど、女子ハーフパイプシーンは毎年トリックレベルがグングン上がっています。

ただ、マディにしてもアナリサにしても、トリック難易度は高いですがグラフは無く、高さや空中での安定度という点でも「完成度」はまだ荒削り。

その点、小野塚選手のトリックはどれもグラブや空中での安定感は群を抜いていました。

これが、今シーズンの安定したリザルトにつながっていることもうなづけます。



【小野塚選手、2016シーズンのここまでのリザルト】

・NZオープン(15年8月) 2位

・ワールドカップNZ(15年8月) 3位

・デューツアー(15年12月) 1位

・ワールドカップUSA(マンモスMt.)(16年1月) 1位

・Xゲームス(16年1月) 2位

・ワールドカップUSA(パークシティ)(16年2月) 2位


どれも世界トップ選手が揃う大会で、すべて表彰台。

2016年2月現在でもFISとAFPの両方のランキングで1位を独走中。


今シーズン、残るはワールドカップの今季最終戦である、3月9-10日のティーニュ大会です。

2年連続の総合優勝の決定まで、あと一歩!





●決勝終了後の映像インタビュー


今大会の感想



去年からの進化



今回の作戦


滑りを振り返ってみて


他の選手の進化とは


Xゲームスの特別感とは


残りのシーズンの予定と目標




●写真レポート


決勝開始前、パイプのボトムにて。


選手は、スノーモービルでスタートエリアに向かう。写真右は今回のコーチ役の津田健太朗


公式トレーニングをビデオ撮影する津田コーチ。


トリックやパイプコンディションなどを確認。


滑り終わったら、すぐに滑りを確認。


決勝直前の公式トレーニングの一本目。

他の選手が徐々に高さを上げる中、小野塚選手はサラリとこの高さ。


第一エアのレフトサイド540ミュートグラブ。


スタートエリアからの景色。


小野塚選手のスキー。スタートエリアには予備のスキーと合わせて2台持参。


スタートエリアの選手待合場所。選手達はこのモニターで他の選手の滑りを見たり、スコアを把握したりする。


公式トレーニングを終えて、スタートエリアで本番を待つ。


出場選手たちで記念写真。

シーズンで最高の舞台を楽しむ心意気はフリースタイル種目独自の雰囲気。


決勝が始まる直前、まずは出場選手紹介が行われる。


会場の様子。観客は2万人以上。


決勝は3本滑って、その最高得点で順位が決定される。

いよいよ1本目スタート!


第一ヒット。レフトサイド540ミュートグラブ


第2ヒット。ライトサイド540セーフティグラブ


第3ヒット。レフトサイド720セーフティグラブ


2本を滑り終えて、小野塚選手は3位。残すところ後1本!


最後のランを滑り終えて、一つ順位を上げて2位に。


この時点で小野塚選手の2位が確定し、最後に滑るマディのヴィクトリーランを祝福。


優勝のマディ・バウマン。


決勝終了直後。各国のメディアに取材を受ける。


マディ


上位3名は、決勝終了後にメディア用のインタビュー会見。小野塚選手も英語で対応。


表彰式。



その他の出場選手たち


4.位Cassie Sharpe, (CAN) 79.33


ウェイティング(補欠)のSabrina Cakmakli(AUS)


6位 Roz Groenewoud, (CAN) 70.33


8位 Brita Sigourney, (USA) 43.66(右)と、7位 Devin Logan, (USA) 63.33(左)


ウェイティング(補欠)のMarie Martinod。


5位 Janina Kuzma, (NZL) 74.00


優勝した Maddie Bowman, (USA) 89.00(左)と 3位のAnnalisa Drew, (USA) 83.00(右)


大会を終えて記念撮影。右はアトミックのインターナショナルチームのマネージャー、ドミニク君。



こちらはおまけ。

会場には小野塚選手のスポンサー、Jeepの最新モデル『Jeep® Wrangler Unlimited』限定車が展示されていました。

このXゲームスに合わせて新作発表とは、Jeepとアウトドアスポーツとの親和性を感じますね。詳細はこちらを

コメントは受け付けていません。

カレンダー

2020年8月
« Jul    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

最近の記事

アーカイブ

TWITTER

    過去ログ

    RSS

    BS.com Official twittar