2019年4月8日 SLVSHに日本人初となる山本泰成が出場!
みなさんは今、パークシーンで盛り上がっているSLVSH(スラッシュ)ゲームをご存じだろうか?
2人で行う対戦型の遊びで、先攻と後攻に分かれる。
先攻がお題トリックを指定し両者がそのトリックに挑戦する。
どちらかが5回失敗すると終了。両者ともメイクできなかった場合、失敗はカウントされない。
先攻がミスすると後攻に指定権が移り、後攻がミスした場合は再び先攻に指定権が移る。
5度目のミスの際にはトライするチャンスが2度与えられる。
SLVSHはシーズン中世界各地で行われ、トーナメント形式で争う。
そのSLVSHに日本人初となる山本泰成が招待された。
今をときめくライダー達が出場してきたイベントなだけに日本にとどまらず世界中が彼の参戦に注目している。
第1回戦は当イベントに何度も出場経験があるアメリカのHunter Hess。
泰成が先攻となったものの、2人ともトリックをミス。また、Hunterの親指の爪が半分はがれてしまう不慮のアクシデントに見舞われた。
激痛に耐え切れず、改めて翌日に対戦を再開。
先攻の泰成がトリックをメイクできていなかったのでHunterに指定権が移り、
安定感に定評のある彼のエアを主導にゲームが動いていく。
泰成は最初こそペースがつかめずにいたが、徐々に技の精度を増す。
中盤になりHunterが自身で指定したトリックをメイクできずに、泰成に指定権が移ってから一気にジブトリックで攻め立てる。
ダウンレールでの3チェンジやアップレールでの990アウトなど、彼のお家芸ともいえるスピントリックが炸裂しそのままノーミスでHunterを5回の失敗に追い込んだ。
見事、初出場初勝利を飾った泰成。次の対戦の相手はCOLBY STEVENSON。
対戦後のインタビューでは
「SLVSHは今までの大会には無い感じの雰囲気でとにかく楽しかったですね!初がけの技も出来る気がしました。とりあえず、やってみよう!!と変なテンションになりますね笑 2戦目もがっちりかまし、かまされるのでお楽しみに!」
とコメントを寄せてくれた。
彼の唯一無二のスピン系ジブトリックをもってすれば、どんな相手にでも勝算はある。
どこまで勝ち上がれるか、SLVSHに目が離せない。
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